開業医になるなら40代まで
  • 勤務医が開業する理由
  • 40代までにやるべき事
  • 成功する開業
  • 円満退職の為に

CONCEPT

体力や知能が衰え始める40歳。  体力や知識を向上させる時間も無い。 仕事を優先した為に家族との時間も確保出来ず、思い出も少ない。
年功序列のシステムでは診療科の部長職か雇われ院長どまり。
返ってこない青春時代、大切な家族を犠牲にしてきた40年間、このままの日常を繰り返しても先が見えてくる。
その給料と役職で自分の人生を賭けても良いのでしょうか。

医局人事に従って、やりたくもない仕事を続ける先生。 定年まで医局にしがみついて、勤務医を続けるメリットはなんですか?
耐えることは美徳ではありません。 この先も耐え続け、かけがえのない物を犠牲にし続けますか?
あなたが今している事は 病院の運営維持 かもしれません。
「地域医療に貢献する」 そんな理想を持って医者を目指した頃を思い出して、独立してみませんか?

開業を目指すのであれば、医師としての専門性を磨くだけでなく、ビジネスマンとしてのスキルを学ぶ機会を設けるべきと考えます。
一般的な医師は社会人としてのマナーやビジネスマンとしてのスキルを全く学ぶ事なく日々を過ごします。
「医者の常識は世間の非常識」
などと医者を非難する言葉もあるように、このマナーやスキルの無さが故に患者様やスタッフ、取引業者とのトラブルにつながるケースも少なくありません。

PARTNERでは開業に関するサポートのみならず、マナー研修や接遇指導などホスピタリティの向上もサポートしていきます。


勤務医が開業する理由

各々理由はあれど、大多数の先生が口にするのはこの4つ。

① 多忙 ・当直 長時間労働
法定労働時間は週40時間であり、残業が週20時間=月80時間を超えると過労死認定基準に達するとみなされています。

週間勤務時間

2006年の国立保健医療科学院タイムスタディの調査結果により、
男性勤務医はほぼ全年代で、女性勤務医も50歳前まで過労死認定基準に達していることが分かります。(左図参照)

勤務医の世界では過労死水準労働が当然のこととみなされています。
勤務医が夜間の当直業務をこなしたあと、翌日も通常の勤務を行う、
連続36時間の勤務は日常茶飯事です。
医師勤務時間には診療時間の平均は40時間に加え、会議、教育、自己研修、
研究等診療以外種々な形態も含みます。
若い医師程、入院診療など勤務時間が長く、
高齢医師になる程、会議の時間が長くなる傾向にあります。
また、オンコールで病院から離れても心の底から休めず、休日らしい休日もなく、家族との時間が確保できません。
こういった激務に耐えかねて体を壊し、第一線から退く医師も少なくなりません。

② 人間関係 ・モチベーションの低下
医師の職場では上司の医師はもちろんのこと、看護師、その他医療関係者との人間関係は大変重要になってきます。
医師という立場上、たとえそれが部下であったとしても、プライドの高い医師はたくさんいます。
そして患者様の治療法に対する見解が全く違ってくると、さらに対立が激しくなってしまうこともあります。
また、看護師との間のトラブルも生じることがあり、これは長引くとチームワークが乱れ、業務に支障が起こる可能性もあります。
これらの人間関係が十分に構築できなければ、仕事を続けることもかなり精神的な負担になってしまう可能性があるため、一度人間関係が構築できないと、仕事でストレスをため込む要因になってしまいます。
人間関係の悪化に加え患者からのクレームと重なれば、医師のモチベーションは下がる一方です。
モチベーションの低下は集中力を低下させ、医療技術の低下にも繋がります。
一大事になる前に一度人間関係をリセットし、患者様の役にたち、喜んで貰えることによる医師としての喜びを感じませんか。

③ 将来への不安 ・ポスト不足

ポスト不足

 大学病院は、地域医療を担う医療機関に医師を派遣している関連病院を持っていますが、何処に誰を何年派遣するかは全て教授のさじ加減一つで決まります。
また研究費の使い道なども教授決めることができます。
よって研究員のほか大学院生や臨床研修医は関連病院を転々としたり、
低賃金で働くケースも多くみられます。

近年では、権力が教授に集中する医局講座制はさまざまな問題を生む温床となりかねないことから、廃止する動きがでてきました。
教授は医局制度崩壊で弱くなったといえども人事権があり、さらに学位認証権を握っていますし、専門医制度でもハンコを振りかざせますし、大学内では科長です。
大学にいるなら教授を志しますが、教室数を考えると教授になれる数は決まっています。
臨床研究は大学でなくてもできます。
政治的なことに振り回されるより自分の今まで蓄えたスキルを生かすことを考え、ピラミッドの中より自分の城で腕を振るいたいと思いませんか。  
   

④ 収入アップ ・正当な評価が得られない勤務体系(年功序列)
少し前の医局制度に権力が集中していた時代は、研究を行い、教授や上司にうける論文を一生懸命書いて医局に心底尽くす医師たちが出世のポストを勝ち取っていきました。
患者に寄添った臨床をメインに現場での実績を積み上げてきた医師よりも、学会で成果を出す研究メインの医師の方が出世していく理不尽なシステムです。
コネやパイプがないとポスト確保が厳しい医師の世界では、医局に沿うしか生き残れませんでした。
医局制度崩壊とは言え、いくら患者に寄り添い実績を重ねたところで収入が増える訳でもポストに就けるではありません。
臨床とは別に研究、論文などで成果を出し出世して役職につかない事には収入は増えません。
開業医ならどうでしょう。
患者様からの人気は直接収入に反映され、開業にあたっての設備投資のローンを考えても手に残るものは変わってくるのではないでしょうか。

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40代までにやるべき事

24歳
大学卒業
26歳
後期研修医
28歳
後期研修医
30歳
大学院入学
31歳
専門医取得
34歳
大学院卒 医学博士
診療科、専門によって異なりますが、大まかな流れはこうなります。
医師免許を取得後も研修医を経て、専門医及び博士号の取得など多忙を極める。
そして、大学病院では一流の医学誌に研究論文が掲載されるのを目標に研究に明け暮れます。
あなたがなりたい医者は医学誌に名前が乗る医者ですか?
それとも患者様に寄り添い、気持ちをくみ取りながら治療し感謝される医者ですか?

今、20~30代の先生で、「40代には開業しよう」と思っている場合、どのような準備が必要なのかを分かっていらっしゃる先生は少ないと思います。
直前になり、最後の1、2年で急いで準備される方を多いでしょう。
多忙な勤務の中でそんな事を考える余裕が無い状況は分かりますが、普段勤務医として過ごす上でも重要なポイントもあるので、一度近い将来について考えてみませんか。

【1】専門医資格・スキル取得
こちらに関しては早めに取得するにこした事はありません。
症例集めや、試験勉強など、先延ばしにしているとどんどんと時間は無くなっていきます。
将来自分が開業する科の事も考え、どんな専門医資格が必要なのかを調べ、若く吸収のいいうちに取得しておくといいでしょう。

【2】人脈形成
開業される際に見知らぬ土地に開業する医師は少ないでしょう。 勤務医として勤めていた地域の近くや、自分の地元で開業するケースが多くみられます。
何事もひとりでは完結できません。必ず後方支援病院は必要です。
「人は財なり」
地域の方々との付き合い、近隣の病院との付き合い、スタッフとの付き合い、開業後も様々な人付き合いは重要となります。
その為にも勤務先で悪評立たぬよう気を付ける必要があります。 あまり悪評を立てると受け入れを渋られてしまうかもしれませんね。

【3】開業資金・返済計画
開業する上で最も重要なのは、資金繰りと返済計画です。
開業するには、内装費や医療機器、運転資金、医師会入会金、広告宣伝費、スタッフの人件費などと様々なお金が必要です。
もちろんある程度の貯蓄があった方が安心感もありますし、スムーズに事が運ぶ場面も出てきます。
ですが、資金0でも開業は出来ます。 銀行や日本政策金融公庫からの融資からでも開業できます。
しかし、その分返済計画をきちんとしなければ、後々大変なことになってきます。
融資の取り付けや、返済計画のご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。

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成功する開業

クリニック開業を成功するということは、個々の医師の考え方によって様々だと思います。
開業したから成功、患者様に沢山来院していただいているから成功、地域医療においてエリアで評判のクリニックになったから成功という方もいるでしょう。
年収が上がったから成功、家族との時間を過ごせる余裕が出来たから成功という方もいるかもしれませんね。
「成功」の基準は人それぞれですし、決まっているものでもないでしょう。
私達が思う「成功」は
スタッフや院長の笑顔が溢れ、地元地域に受け入れられ、認められるクリニックを築くことです。
地元地域に認められ、患者様と笑顔の絶えないそんなクリニックを一緒に目指して行けたらと思っております。

その成功へ向けて少し耳が痛いお話

▩  医者は、「カモ」だと思われていることを自覚しておいてください。
「コンサルティング料無料です」「すべてお任せください」  よくある文言ですね。  そんな美味しい話はありません。
コンサルティング会社も人を動かすにはお金がかかります。そのお金が無料なはずがありません。  すべてお任せしてしまった機材のリース台や工事費にしっかり上乗せされています。
多忙なのは分かりますがあたなのクリニックです。 任せるだけでは無く、協力しあって築いていきませんか。 納得のいくクリニック経営をしていきましょう。
また、医者のご機嫌取りをしてくれて甘やかしてくれるのは薬の卸屋さんくらいです。 親身になって少々耳の痛い事を言ってくれる企業とお付き合いをした方が世論をつかむ事が出来るのではないでしょうか。

▩  クリニックを開院させただけで、患者様が来てくれる時代は終わりました。
厚生労働省「医療施設調査」によると、直近10年間では、新規と再開併せての開設は年間約5,500医院、廃止が4,700医院と、年間800医院増えています。
これはコンビニの年間増加数に匹敵する数です。( セブンイレブンHPより)
また、インターネットの普及のより、患者は病院に行く前に病院の情報を知る事が出来ます。これは武器にも凶器にもなります。
ホームページで好感を持って通院を決める人も居れば、悪評口コミを見てやめる人も居ます。
一人一人の診察を大切にしてください。口コミはどんな綺麗なホームページより集客効果があります。
患者にとって「いい医師」は、有名医学雑誌の論文が載っている医師でも、難しい手術をいくつも成功させてきた医師でもありません。
「自分の話をきちんと聞いて親身になってくれる医師」です。 しっかりとした治療はもちろんの事、まずは聞き役に徹して信頼を得てください。

▩  クリニック開業するだけなら、誰でもできる、10年後のイメージを持てる経営者(医師)を目指しましょう。
先程も申しましたように、資金「0」でも開業は出来ます。 つまり誰にでも開業は出来るということです。
しかし、クリニックスタッフを雇い、安定した来院数を保ち続けて行くことは誰にでもできる訳ではありません。
どういうクリニックにしていきたいのか、どう地域医療に貢献していくのかなど、具体的な将来イメージも持つことが重要です。

不愉快な気分にさせてしまったのなら申し訳ありません。 今すぐこのウィンドウを落として下さい。
今まで患者様のクレーム等は、医務課・事務方でブロックしてくれていたり、医師にはやんわりとしか伝わらなかったり、病院側が守ってくれていたでしょう。
しかし、自分のクリニックとなるとそうはいきません。
クレームは先生が直接対応して行かなければなりませんし、また、スタッフ守る立場にあります。
耳の痛い話どころで立ち止まっていてはいけません。

スタッフについて
 ☑ 受付スタッフは「クリニックの顔」である。
   礼儀・常識・身なりのしっかりした人物の採用を。
 ☑スタッフ採用活動には全身全霊を傾けよ。
   スタッフの良し悪しで クリニックの評判は変わります。
 ☑ スタッフとのコミニケーションの時間をたくさん取る事!!
   スタッフとの信頼関係を築けない先生に患者との信頼関係は築けません。
 ☑ スタッフ研修に時間をかける。
   薬の卸メーカーの接遇研修だけではなく、プロのマナー研修を。
   受付対応と電話対応で第一印象を好印象に。
 ☑ 感謝の気持ちを常に伝えよう。 「ありがとう」「お疲れ様」を大切に。
 ☑ やめてもらう際にも最大限の配慮を
   スタッフ自身の都合による退職、解雇、退職勧奨による自主退職とありますが、
   どちらにせよクリニック内にわだかまりが残らないようにすることが大切です。
   人数が減った際の仕事の分担なども事前に把握し、スタッフと相談しましょう。
先生自身について
 ☑ 経営者1年生だと言おうことを忘れてはいけません。
 ☑ クリニックの掃除は、率先して院長自ら行うようにしましょう。
   みんなが嫌がる事を率先してやってくれる先生への評価は自然と高くなります。
 ☑ スタッフ内で、職種によっての格差は付けない。
   「看護師だから口を出すな、医師のいう事が絶対」 偉そうな方。
    患者様は見てますよ。 みんなクリニックを支えてくれるスタッフです。
   各々の目線でしか気づけない事もたくさんあります。 職種格差など言語道断です。
 ☑ 他業種の経営セミナーにも率先して参加しましょう。
   医者の常識はビジネスの世界では、非常識。 見聞を広めることが大事です。
 ☑ 取引業者とうまく接すること。
   クリニックに多数行き来する業者は多くの先生と接する機会があり、
   様々な情報を手に入れる事が多いです。 仲良くしておいて損はありません。
 ☑ 医療過誤の疑いが出た場合は、自ら患者様に会いに動く事。
   その後、早い段階で弁護士に依頼する。
宣伝広告について
 ☑ 専門に特化した見た目重視のホームページ制作に力を入れよ。
  決して無料ホームページで制作すべきではない。
 ☑ グーグル・Yahoo!などの検索エンジンで、
  自社クリニックのホームページをトップページにランクインさせよ。
  新規の患者様がぐっと増えます。
ここでは大まかに箇条書きしております。
詳しくは面談時や、モラルセミナーなどでお伝え出来ればと思います。



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円満退職の為に

まず、開業する意思が固まったからといって直ぐに周りのスタッフ・同僚・上司に退職の意思は伝えてはいけません。
雇用契約の条件にもよりますが、事務方・病院側は、クリニック開業を心から喜ぶ方はいません。
上司や監督者に退職を申し出ると、「報酬アップ」「勤務条件の改善」などを提示され、引き止めにあうことがあります。
「今のご時世、開業なんかしたら、失敗するぞ!」と罵倒されることもあるでしょう。
「転職をしなければ実現できないこと」を伝え、自分の意志をはっきりと示す事が上司を説得する上で非常に有効であると考えられます。

また、退職の意志を伝えるタイミングも重要です。 辞めるまでの時間が短すぎると、上司の理解が得づらく、同僚たちへの引継ぎもままならず、揉める原因となります。
何より患者に迷惑がかかることになります。
2ヶ月ほど前に直属の上司への退職意思表示を行い、1ヶ月前から業務の引き継ぎを行っていくのが理想的ではないでしょうか。
また、患者様の紹介のあった医療機関や、他科の医師、自分から紹介した医療機関へは、退職することを伝え、外来の後任などの紹介も必ず行ってください。
「飛ぶ鳥跡を濁さず」
しっかり引継ぎをし、感謝を伝えることも忘れないようにしてください。 これが後々の人間関係に大きく響きます。

 周りに何を言われても開業するという強い意思を持ってください。
 今担当している外来・入院の患者さん・業者の引き継ぎをしっかりして迷惑をかけない。
 薬メーカー・医療機器屋メーカーには、内密に(開業の噂が一斉に広がる為)
この3つポイントをしっかり押させて開業準備を進めましょう。

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